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カンボジア Cambodia

プノンペン

 カンボジアの首都。ポルポト政権時代に実際に拷問が行われていた場所であるトゥールスレン博物館や死刑場所であったキリングフィールドなど、カンボジアの歴史を感じられる施設がある。街の治安は昔に比べるとだいぶ良くなってきているようだが、日が沈んだ後は出歩かない方が無難。

 中心部にキャピトルホテルというプノンペンで最も有名なホテルがあり、チケットやツアーの手配もここでしてもらえる。少し離れた場所には湖があり、その周辺にもゲストハウスが建ち並ぶ。湖周辺のゲストハウスには西洋人が多く、日本人はあまり見かけない。個人的には、湖のゲストハウスからは美しい夕日が見られるのでこちらがおすすめ。カンボジアとは思えない、旅行者のためのくつろぎスペースとなっている。ベトナムやラオスのビザが必要であれば、プノンペンで申請の代行も簡単に頼むことができる。

プノンペンの湖に面したゲストハウス
2月17日

 2月の明けがたのプノンペンは意外にも寒かった。寒さで目が覚めてうろうろと街を歩き、スーパーでアイスクリームを買って食べた。
 昼からは暑さで何もする気が起きなかったが、3時くらいになってトゥールスレンミュージアムへバイタクで行った。トゥールスレンミュージアムは有名な観光地だが、ドライバーは新米で田舎から出てきたばかりらしく、いろんな人に聞きながら辿り着いた。トゥールスレンミュージアムは生々しいのもで、ポルポト時代の悲惨さがひしひし伝わってくる。
 夜はゲストハウスの人とビリヤードに燃えた。

プノンペンにて。

シェムリアップ

 有名な世界遺産アンコールワット遺跡群がある街。観光業でかなり開発されているイメージを受ける。タイのバンコクでツアーを申し込めば、朝出て夜にはこの街へ到着することができる。アンコールワットの入場券は一日券、三日券、一週間券があって、値段もそれぞれ違うので、予定と興味の度合いに合わせて決めることができる。一日で見て回れないことはないが、遺跡群なので各遺跡は点々と広がっているため、かなり早足での観光になるので、三日券くらいが無難。

多くの人はバイクやトゥクトゥクをチャーターして点在する遺跡を見て回るが、自転車でもアンコールワットやバイヨンといった主要な遺跡だけであれば充分まわることができる。早朝は、アンコールワットの後ろから昇る朝日を見にたくさんの人が訪れ、夕暮れには遺跡群に沈む夕日を見に多くの人が高台を訪れる。朝日と夕日を見れば本当にここへ来て良かったと思える。一日券を買ってその日が曇るとがっかりなので、やはり三日券をおすすめしたい。

 アンコール遺跡群から少し離れた場所にベンメリアという人気の遺跡があり、ここも必見。かなり離れた場所にあり車をチャーターしなければいけないし、入場料金も別途必要になるが、改修などはほとんど行われていない手つかずの雰囲気ある遺跡が見られる。ゲストハウスでベンメリア行きのメンバーを募っていることがよくあるので、これに参加するのが一般的。自分で企画して張り紙を出してもいい。

アンコールワット遺跡群のバイヨン遺跡
2月23日

 アンコールワットから朝日を見ようと思い、5時半に起きる。今日はゲストハウスでマウンテンバイクを借りてアンコールワットへ向かう。自転車でも案外すぐ着けた。朝日を見てからそのままアンコールワットの中に入る。朝のアンコールワットは人が少なく静かで落ち着く。飯を食ってからバイヨン、タプロームも自転車で見て回り、昼過ぎにゲストハウスに帰ってきた。それから昼寝をしてしまい、目覚めてから再び出発する気にはなれなかった。夕食はカンボジア鍋に誘われて食べに行った。味は美味かったけどちょっと高い。

自転車でアンコールワットめぐり

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