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中国 China

成都

 四川省の中心都市。街の名前を目にしただけで、三国志好きはなんだか嬉しくなる街で、劉備のお墓なども成都ある。中国の三大料理の一つである四川料理のメッカであり、本場の麻婆豆腐を食べることができる。本場の麻婆豆腐はとにかく辛くて旨い。基本的に四川料理は辛いものが多く、中国の三大料理と言えども合わない人は合わないらしい。街の中心部にイトーヨーカドーがあり、イトーヨーカドーを中心に店が広がっているが、イトーヨーカドー自体は他の中国のスーパーと大きな違いはない。

 シムズコージーゲストハウスという日本人の女性が経営する宿があり、かなり居心地が良い。成都からチベットへ向かう人も多く、ラサ行きの鉄道のチケットも手に入る。雲南省へ下る人は、バスでチベット人が住む街に立ち寄ることができる。

8月14日

 ビザの延長をするために、今日こそ公安局へ行かなくてはならない。準備ができてから宿で自転車を借りて出発。まず中国銀行に寄って両替をする。銀行員の女性と中国人の客がもめだして、しばらくそれを見物していた。気を取り直して中国人に道を聞きながら公安局へ向かうが、迷いに迷ってやっとこさ到着。その挙句、成都の公安局ではビザの延長はできないという。どうしようもなくなり、CD屋とコピーCD屋を物色してから宿に帰る。帰りも道を間違えて、かなり遠周りをしてしまった。途中、反日運動で被害があったイトーヨーカドーに立ち寄り、その付近を散歩して反日Tシャツを探してみるが見つけられなかった。

チベット帰りの成都。

麗江

 古い街並みが世界遺産に登録され、国内旅行をする中国人がいっぱいいる。古城と呼ばれる世界遺産に指定されたエリアは、昔ながらの独特な風情を感じるが、観光のために作られている感も否めない。しかし白く雪に覆われた山を街から見ることができる非常に居心地の良い街で、中国でこれだけのんびりと過ごせる街は中国ではなかなか見あたらない。少し高台へ登ると古城の街が一望でき、瓦の屋根が密集した風景が強く印象に残る。

 麗江は海抜2000m以上の高地あり、気候は過ごしやすく天気のいい日は空が近く感じられる。 “虎跳海峡”という絶景のトレッキングコースがあり、2~3泊で出掛ける旅行者も多い。

中国、麗江の町並み
1月23日

 宿で朝食を食べてから古城をブラブラ散歩していたら、急に山の景色を写真に撮りたくなった。山のほう山のほうへ2時間ほど歩いて行くと、「東河古城」というもう一つの街を見つけた。観光客は少なく、現在観光インフラ整備中って感じ。帰りはバスに乗って近くまで帰ってきた。そこからの宿に戻る道で、高山病に効くという薬「紅景天」を見つけて、チベットへ行くときのためにとりあえず買ってみた。標高の高い場所に行く中国人は必ず飲むらしいけど、本当に効くのかなぁ。

麗江からちょっと遠出の散歩。

大理

 麗江と同じように「古城」と呼ばれる古い街並みが有名で、ここに旅行者は集まる。大理も中国人観光客が多く、観光客向けの店が建ち並んでいる。日本人が集まる宿や日本食屋もあるが、少し入りづらい雰囲気はある。その他にも外国人が集まるカフェなどがあり、その付近では怪しいものを売る中国人の中国人がいたりする。外国人が多く利用するゲストハウスはいくつかあるので、評判などを考慮して選べば良い。

インド、コルカタの人力リキシャー
2月1日

 早朝、大理に到着。客引きについて行き、簡単に旧市街へ来ることができた。その客引きが案内してくれた宿は設備が良くなかったが、スタッフの女の子たちが親切に接してくれたので、思わず「泊まる」と言ってしまった。荷物を置いて、ずっと街を歩き回り、クタクタになる。やっぱり違う宿にすればよかったかなと、少々後悔しつつ、時間を持て余していた。夜、退屈になってきて、日本料理屋に行ってみたが、かつ丼がまずかった。

コルカタにて。

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