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インド india

ダラムサラ

 チベット亡命政府がある街で、山の景色が素晴らしい。運が良ければダライラマの法話に参加できるかもしれないが、警備はかなり厳重で全員持ち物検査をされるのでそのつもりで。

 街にはチベット人がたくさん住んでおり、インド人とチベット人が平和に共存していて、買い物も食事も、チベットとインドの両方を楽しむことができる。フリーチベットの雰囲気が街中に溢れていて、本場のチベットでは見ることのできない反中国のチベットグッズもたくさん売られている。

 ダラムサラはロケーション的にも最高で、レストランの屋上から山を眺めながら優雅に食事をしたりもできる。ついつい長居したくなる街で、長期で滞在する人のためのヨガや瞑想、チベット料理やチベットマッサージなど、習い事の教室も充実している。日本食レストランのルンタではベジタリアンの日本食が食べることができ、日本の本も充実していて、本を読むために何度も通ってしまう。ダラムサラにはヴィパッサナー瞑想センターがあるが、冬場は閉鎖してしまう。

ダラムサラの瞑想センター
11月27日

 瞑想を習っていた時の習慣で、今日は一度4時に目が覚めた。7時に起きてダライラマの法話を聞くために宿を出る。今日の法話は午後のみ行われるらしく、人は集まっていなかったがとりあえず中に入ってみると、寺の中に入っていくダライラマの姿を近くで見られた。それから寺のバルコルを散歩し、チベットの壁掛けとステッカーを買ったら、今日一日でだいぶお金を使ってしまった。午後からの法話で、ダライラマが出てくるのを待ち続けた。接見できたのは何度目だろうか。
 瞑想のときに一緒だった女性とたまたまレストランでばったり会い、夕食を食べながら話をした。宿に戻ったあとはくつろいで寝た。

ダライラマに接見。

リシュケシュ

 ヨガ発祥の地で“ヨガのふるさと”と呼ばれている。ガンガーに面した街であり、バラナシなどで見るガンガーからは想像がつかないほど、青くてきれいなガンガーである。ヨガ発祥の地ということで全てのレストランが肉や卵を使わないベジタリアンメニューとなっている。

 アシュラムと呼ばれるヨガの道場がたくさんあり、アシュラムに泊まってヨガを習う旅行者も多い。アシュラムは修行の場でもあるので規律があり、ルールとマナーを守らなければならないので、それが合わない人は普通の宿に泊まるべし。リシュケシュのヨガクラスはハタヨガやアイアンガーヨガが多い。

通りを歩けばサドゥーと呼ばれる修行者を多く見かけるが、何の修行をしているかは全く不明。かなりのんびりとできる街ではあるが、ヨガに興味がない人は、3日くらいで退屈になってしまうかもしれない。ビートルズが瞑想にはまって、居着いていた場所としても有名。

リシュケシュのプジャー
12月5日

 朝7時に起きてヨガに通う。このアシュラムのヨガが気に入ったので毎日継続して通おう。ヨガが終わると外は雨が降っていて洗濯物は絶望かと思いきや宿のオーナーが取り入れてくれていた。昼からのヨガのクラスでは大御所っぽいの先生で基礎からちゃんと学べそうな気がした。しばらくして雨は止んだものの晴れることはなく、風が強く肌寒く感じる。ヨガの練習したり、瞑想したり本を読んだり、毎日ゆっくりと過ごせそうだ。ヨガクラスに通うからこれから毎日同じような日記が続くような予感。

インドの衝撃。

マナリ

 山に囲まれた街で、オールドマナリとニューマナリの2つにエリアが分かれている。オールドマナリは静かでのんびりとした雰囲気で、ニューマナリは活気があって銀行や店が揃っている。マナリには結構汚いらしいけど温泉があって、ここでインド人と裸の付き合いをするのも楽しいかもしれない。(もちろん日本のように全裸では入らない。)

 マナリはヒッピーにとって楽園のような場所だが、ラダック地方へ向かう人の多くが、マナリからの乗り合いランドクルーザーを利用するため、行動的な旅行者もたくさんここを訪れる。レーへ向かう場合、車内での食料や水、防寒具などはマナリ買うことができ、長い移動と高山病への覚悟を決めなければならない。

インドのチャイ屋
8月20日

 バスがマナリに着くと、客引きのおやじが寄ってきた。押しの強さに負けてオールドマナリーにあるおやじの宿に泊まることになった。同じバスだった日本人同士3人で部屋をシェアすることに。町に両替に行き、急な雨に降られながらオールドマナリーに帰ってくると、移動の疲れからか眠くなってきて昼寝をした。晩飯を食べたあと、早速レー行きのランドクルーザーを予約して、今日はそのまま就寝。明日の夜中にはいよいよレーに向けて出発だ。

マナリはレーの中継点。

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