top > destinations > インドネシア > ロンボク島

インドネシア indonesia

 ギリ3島へ行くには、バリの旅行代理店でギリ行きのチケットを買える。料金にはギリまでのバス代とフェリー代が含まれており、ロンボクの港でバスドライバーが待っているため安心できるし労力と時間の節約にもなる。ローカルバスを乗り継いでも行けないことはないが、バリ人でも難しいらしい。途中、バリ側のフェリー乗り場がある街や、ロンボクのスンギギというリゾート地に立ち寄ることも可能で、立ち寄っても立ち寄らずとも値段は同じ。もちろんその際の宿泊代は自腹。

 ギリ3島へはバンサルという港からボートで渡ることになるが、バンサルにはしつこい物売りや、蚊取り線香や虫除けスプレーを執拗に勧めてくる奴らがいるが、冷静に断れば何の問題もない。(PARAMAというバンサルを通らずにスンギギの近くから独自のボートを出している会社があるが、値段が高い)

ギリアイル

 ギリメノが静かな島で、ギリトラワンガンがパーティーが盛んに行われる島。ギリアイルはちょうどその中間のにぎやかさの島になる。ロンボク本島から一番近い位置にあって、3島の中では地元住民が一番多い。基本的に静かでのんびりとした島だが、ハイシーズンなどは大音量で音楽が流されて賑わいを見せるらしい。

 海がきれいで、昼間はシュノーケリングを楽しむことができる。海に面したレストランがいくつかあり、波の音を聞きながら食事ができるし、ジュースやビールも飲みながらのんびりすることもできる。

 宿泊施設はバンガローが多く、ほとんどがビーチまで10~30秒ほどというロケーション。日本人が経営しているバンガローもあり、そこのレストランには日本語の本が置かれていて日本食メニューがある。港は島の南にあり、荷物を持って北へ向かうなら“チドモ”と呼ばれる馬車を利用すると便利で楽しい。

インドネシア、ギリアイルのメインストリート
4月1日

 バンサルという、ろくでもない港から船でギリアイルへ渡る。ギリアイルでは同じ船に乗っていた人が経営しているバンガローに泊まることにした。バンガローの質は良くもないけど悪くもない。島はとても静かで最高の気分。馬車しか走っていない。海をのんびりと散歩して、ハンモックに揺られながら本を読んで、時間がゆっくり流れている。  夜は島が真っ暗になって、あまりやることがなく海に面したレストランで食事してジュースを飲みながらのんびりしていた。波の音aと虫の声とアザーンだけが聞こえる。

ギリアイルにて。

ギリメノ

 とにかく静かで、のんびり過ごすのにもってこいの島。島の人いわく、「日本人はギリメノが好き」らしい。ただ、宿の選択肢が少なく、他の2つの島よりも若干値段が値段が高くなり、ハイシーズンは混雑を極めるようだ。

 昼間はシュノーケリングを楽しむことができ、それ以外は基本的にボーっとするしかないので、本などを読みながらのんびりと流れる時間を楽しむくらいがちょうど良い。塩水湖や鳥が飼育されている施設もあるが、活動的な旅行が好きな人にとっては、若干退屈な島だと感じるかもしれない。

インドネシア、ギリメノの海
4月6日

 ギリアイルから船でギリメノに渡った。ギリ3島の中で一番静かだと聞いていたが、噂どおりの静かな島だ。島についても客引きの一人もいない。
 とりあえず宿をとって飯を食べて、島の周りを散歩した。船着き場で地元の男たちがトランプで遊んでいて、それをずっと見ていた。ロンボクから船が来ると男たちはトランプをやめ、ポーターや馬車の運転手に早変わりする。ロンボクからバナナやビールなどいろんなものが運ばれてきてそれを船から降ろして運ぶ。夜は海沿いのレストランで飯を食べ、部屋で本を読んでいた。

ギリメノにて。

ギリトラワンガン

 パーティー島として有名で旅行者がたくさん集まる島。ギリアイルやギリメノと比べると、開発の進み具合や活気が明らかに違う。小さな島にも関わらす寿司を出す店もあるし、プールの付いたホテルも存在する。

 ギリトラワンガンはパーティーで有名だが、インドネシアがイスラム国家のため、イスラエル人の姿がなく、他国のパーティーより少し常識的かもしれない。昼間はシュノーケリングを楽しめて、夜はバーやクラブでにぎわうという旅行者にとって申し分ない環境。パーティーが好きでなくても、少し活気がほしいという人にはおすすめできる。

インドネシア、ギリトラワンガンのチドモ
3月26日

 ギリメノから船でギリトラワンガンへ渡った。ギリトラワンガンはパーティー島と言われているが、立派なホテルやレストランが立ち並んでいて活気がある。宿を探すが、安宿はあまり空いておらず見つけるのに苦労した。散歩をしていたらやたら泳ぎたくなってきて急きょシュノーケリングの道具を借りて泳いだ。海は奇麗だがクラゲも多かった。少しビーチで日焼けして、部屋に帰りシャワーを浴びる。夜はやはり活気があってレストランもおしゃれで立派なところが多い。静かな島ではないがこれはこれで魅力的な島だ。

ギリトラワンガンにて。

inserted by FC2 system