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タイ Thailland

ムエタイのジムを見学。近くで見るとかなりの迫力。

バンコク

 タイの首都であり、大都会のバンコク。世界中の大概の大都会というのは、居心地が良くないものだが、バンコクはなぜか旅行者が居座ってしまう街である。実際、数ヶ月間バンコクに居着いて、どこにも移動しないという旅行者はたくさんいる。

 一人旅はカオサンロード付近に泊まらなければ、旅は始まらない。安宿が軒を連ね、必要なものはたいがいここで入手できる。昼間から酒を飲む西洋人、大音量で流れる音楽、毎日が祭りで毎日が日曜日。こんなエキサイティングなスポットは、ここ以外にないだろう。

 ただカオサンロードは、慣れなければ疲れるし特有の雰囲気があるので、毛嫌いする人も少なくはない。もしカオサンを好きになれなかったら、用事を済ませてさっさと立ち去るというのも賢い判断。

 ウィークエンドマーケットやショッピングモール、市場などで買い物をするという楽しみ方もバンコクにはある。バンコクを自由に動き回るにはタクシーという手段もあるが、バックパッカーならバスを使いこなしたいところ。山ほどバスルートがあり、一見覚えるのが大変そうだが、4~5個ほどバスの番号を覚えれば充分バンコクは制覇できる。

チェンマイ

 チェンマイはリタイア後に住みたい町によく挙げられるが、納得の居心地の良さがある。長期で滞在するとなると、不便なくのんびりと、安く快適に過ごせる街であり、住み心地はかなり良い。

 チェンマイはタイの北部に位置するので比較的過ごしやすく、12月や1月はジャンパーがほしくなるくらい寒くなる。いざというときは現地で安い防寒具を買えば問題ない。 長期で過ごすなら絶好の街だと言えるが、短期滞在の旅行者が楽しめるかというと、少し疑問である。ナイトマーケットやサンデーマーケットは楽しいが、正直なところチェンマイの観光はいまいちパッとせず、トレッキングなどは周囲の街へ出向いた方が満足感を得られると思う。

居心地の良さに、ついつい長期でのんびりと過ごしてしまう旅行者が多いチェンマイだが、習い事をしながら滞在している人もたくさんいる。旅行者向けのタイマッサージ学校や料理教室、ヨガのクラスも充実しているので、各々自分のやりたいことをやりながら、楽しくのんびりと過ごしている。時間があれば、マッサージでも習いながら数週間~1ヶ月くらいで滞在したい街。

ムエタイのジムを見学。近くで見るとかなりの迫力。
2月19日

 マッサージ学校初日。9時に着くように張り切って出かける。出発に前にはヨガをしたし、早起きは気持ちがいい。マッサージ学校までは自転車で20分くらいかかった。初日というのもあって、どうしていのかわからずとりあえず座って待っていた。練習が始まり、タイ人ではなくフランス人の先生が教えてくれた。いきなり始まったような感じがして、わけがわからず全く上手くできない。自分と同じく今日初めての練習生の女性とお互いに練習し合う。昼食は練習生の人達と一緒にデパートの地下で食事をするが、会話が弾まない。食事の後もマッサージの練習。今度は男性の人とペアになった。男性ということで気を使うこともなく、教えてもらいながら分かりやすく学べた。今日はなれるので精一杯。タイマッサージ習得までは長い。

チェンマイのマッサージ学校に通う日々。

チェンライ

 チェンマイからバスで数時間の街。チェンマイよりもチェンライが好きという旅行者もいる。街はチェンマイよりコンパクトで田舎町の雰囲気があり、夜はマーケットが開かれて賑わいを見せる。

 チェンライの周辺には見所がある小さな街がいくつかあり、多くの人がチェンライを経由して向かう。少し時間と労力がかかるがチェンライからバイクをレンタルしてでも周辺の町へ行ける。田舎の道路をバイクで走るのは爽快で、開放的な気分になれる。 ラオスへ向かう人にとっては、この先小さな町ばかりになってしまうので、国境を越えるワクワク感でいっぱいになる。


 少し寝坊をしてバスターミナルへ向う。普通バスのチェンライ行きは9時半出発。少しベンチで待ったあと、チェンライへ向けて出発。バスは田舎道を走って一度だけ休憩をとった。チェンライへは昼過ぎに到着。
 宿をとり、バイクをレンタルする。TATに立ち寄り、チェンコーンへ。バイクは気持ちがいい。ひたすら走り続け、ガソリンが少なくなってきたことに動揺し山道のカーブでこける。右手を少し切ってしまい、傷口が風にしみるが、何とか走り続けて5時半頃チェンコンへ到着。イミグレーションを探して出国窓口を探すが、タイへ帰ってこれるか、時間的に微妙らしい。思い切って出国しラオスへ渡る。ボートは思ったよりもスムーズだったがラオスの入国で20B払わされたのが腑に落ちない。ラオスの滞在は5分。あまりの短さに少し気まずいがスタンプをもらって、再びボートでタイ側へ。6時で閉まったらしいけどスタンプを押してくれた。
 帰りのバイクは相当寒い。歌を歌ったりして紛らして走るがどうしようもなく寒い。途中で食事をし、再びチェンライへ向けて走る。笑えないくらい凍えながら11時過ぎに到着した。

タイの滞在期間延長の道。

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