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タイ Thailland

カンチャナブリー

 バンコクからバスで約2時間。「戦場に架ける橋」で有名なクウェー橋がある。絶壁を走る鉄道や、美しい滝で泳ぐことができる国立公園もあり、意外と観光スポットは充実している。なによりバンコクから2時間で都会の雑踏から逃避できるので、バンコクで無駄なお金を使うならカンチャナブリーでのんびりした方が賢い。近隣の国のビザを申請している間にカンチャナブリーへ訪れる人も多い。

 バスステーションの近くに、居心地の良いおすすめ宿“カナーンゲストハウス”があるので、このゲストハウスを隠れ家的に利用することを、ぜひお勧めしたい。オーナーはとても親切で、ここに泊まればカンチャナブリーのことは全部わかるし、他の国や街の情報が書かれた情報ノートもある。このゲストハウスで出会った人同士で滝へ泳ぎに行ったり、夜遅くまで会話をしたり、情報を交換したり、といった光景もよく見られる。

 個人的には、“カナーンゲストハウス”を目的にいつもカンチャナブリーを訪れる。リッラクスができて楽しく過ごせる、こういう宿はなかなかないので、旅中の疲れを癒すという意味でも、“カナーンゲストハウス”のような隠れ家的な宿に出会えるというのは幸運なことかもしれない。

カンチャナブリーのカナーンゲストハウス
5月29日

 ホットサンドイッチとを食べて、宿のみんなと話をしているとカナーンに地元の高校生から電話がかかってきた。その高校生たちは日本語を勉強していて、日本人にインタビューをしたいらしい。宿のオーナーを通した話だったし気軽にインタビューを受けることにした。
 しばらくして高校生たちがやってきて、喫茶店のような店でインタビューを受けることになった。インタビューの内容は、「日本人について」というようなものだったが、話の流れで明日に高校へ訪問し、日本語を教えることになった。日本語なんて真剣に教えたことがないのでちょっと緊張。何を教えればいいのやら…。

臨時日本語教師になった理由。

サンクラブリー

 カンチャナブリーからバスで数時間、ミャンマーとの国境がある町。お金を払ってミャンマーに日帰り入国できるが、パスポートにスタンプが押されないので、タイの滞在日数を増やすことはできない。ミャンマー側には入れるかどうかは流動的で、サンクラブリーへ向かう前にカンチャナブリーのT.A.T(タイ観光)での確認が必要。

 サンクラブリーには木製の大きな橋があり、水上の家で暮らす地元の人々の姿がある。町ではミャンマー人らしき人の姿も見られる。ミャンマーのお土産品をたくさん売っていて見ているだけでも結構楽しい。意外と活気のある市場が開かれていて、ちゃんとした銀行もあるので安心できる。夜は真っ暗で静かな町となるため、何もすることがなくなり、寒くなることもある。

サンクラブリーへ向かうバスの中にいた少年。
2月19日

  霧と朝日のサンクラブリーを見ようと早起きをして橋へ向かう。噂どおりの美しい光景。少し歩いて寺とハンディークラフトマーケットにたどり着いた。泊まっている宿がお勧めするくらいあって、とても独特なマーケットだ。
 その後、バスでカンチャナブリーへ戻り、カナーンに泊まっていた人たちと話をしてから寝た。

ミャンマーに隣接した街にて。

サメット島

サメット島のツリーハウス

 バンコクから3時間くらいのところにある島で、パタヤーの少し先にある港から渡ることができる。島の海岸部が国立公園に指定されていて、数百バーツの入場料を払わなくてはならない。

 海はまあまあきれいといったところで、リゾートのような宿泊施設が多くバックパッカーには少々高く感じる。木の上に部屋があるツリーハウスを経営しているところがあり、そこがかなりおすすめ。ツリーハウスの窓を開けば青い海が一望できて、自然を独り占めしているような感覚になる。波の音を聞きながらのんびりと海を眺めていれば、時間を忘れて黄昏がれてしまうこと間違いなし。値段はダブルで500バーツなので1500円くらい。ただ、ツリーハウスは2部屋しかないので競争は激しい。

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