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タイ Thailland

アユタヤ

 世界遺産であるアユタヤ遺跡がある。バンコクから近くて世界遺産が見られるということで、多くの観光客が訪れる。が、率直に言ってしまうと、大きな期待は持っていかない方がいい。まあ世界遺産だからとりあえず見ておくか、というくらいに思っていた方がアユタヤ遺跡を楽しめると思う。

 アユタヤ遺跡は自転車でも回れ、1日100円~200円くらいで借りられる。自転車でのんびりと遺跡の町を走るのは気持ちよく、自分のペースで遺跡を観光できるのが大きなメリットだが、昼間は暑くなることも予想されるので、少々の気合いと充分な暑さ対策が必要。人数が集まれトゥクトゥクをチャーターするのも一つの手ではある。

アユタヤの寝ブッダ
12月11日

 予定では自転車を借りて遺跡を周ろうと思っていたが、宿で出会った日本人の方がトゥクトゥクをチャーターして遺跡の外回りを観光するとの事だったので、一緒に回ることにした。さらに、なぜかその場に居合わせたイタリア人のカップルも一緒に周ることになった。大勢で旅行しているような気分になり楽しい。
 夜は、偶然開かれていたアユタヤフェスティバルでショーを見るが、タイ語が理解できずあまり楽しめなかった。

アユタヤにて。

メーサイ

 ミャンマーと面している国境の町。ミャンマーとの国境が開いていて、お金を払うと一時的な入国許可がおり、橋を渡って歩いてミャンマーへ入国できる。イミグレーションでパスポートにスタンプを押してもらえるのでタイに帰ってきたら、再び30日滞在が可能になる。この方法を何度も繰り返し、タイで長く滞在している人も多い。

 タイ側、ミャンマー側、共にお店がたくさんあり、ミャンマーのお土産品が買える。ただミャンマーに入れるというだけで、これといったものは得にないが、国境越えの常連の中にはミャンマーを満喫するコツをいくつも持っている人がいるらしい。メーサイは夜になると昼間の活気が嘘のように静まり返ってしまい、何もやることがなくなる。

 
12月19日

 メーサロンへ行こうと思ったが、メーサロンへ向かう乗合ソンテウは全く人数が集まらず、3時間人が来るのを待ったが諦めてメーサイへ来た。メーサイは何もないと聞いていたが結構栄えている。ミャンマーに1日入国して国境付近を散歩する。やはりミャンマー人も裕福ではないようだ。国境付近は行き来する人のための店で賑わっていた。歩き疲れてイミグレーションでスタンプをもらってタイ側へ戻る。宿で少し休憩してから、晩飯を食べに出るが店がほとんど閉まっていて真っ暗になっている。メーサイの夜は早く、やることがなくなった。

メーサイにて。

メーサローン

 中華系の人々が多く暮らす山間の町。チェンライからメーサイ行きのバスに乗り、バンバサンという場所で途中下車して、ソンテウという乗り合いトラックに乗り換える。ソンテウは人数が集まらないと出発しないので、誰も来なければ長い時間待つことになる。チェンライからバイクでも行けるので、地図を持ってレンタルバイクで訪れるのもいいかも。

 メーサローンはのんびりとした静かな町で、見下ろす山の景色がとてもきれい。夕日は一見の価値あり。中華系のお店が多く、中国語も飛び交っている。朝には活気のある小さなマーケットが開かれて、少数民族の人たちも現れる。山の上にある町なので気候は過ごしやすく、夜間は冷えることがある。

 
12月21日

 なぜか朝の4時に目が覚めた。小説を読んで時間を潰し、朝日を見るために散歩をした。真っ赤な朝日が昇っていたが雲が結構多い。小さくて活気のある朝市で揚げパンと豆乳を買って朝食を食べた。
 メーサロンは暇だけど美しい場所なので延泊することにし、一日中のんびりしていた。夕日を見ようと裏の寺に登ったが、かなり疲れた。

メーサローンにて。

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