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ネパール Nepal

カトマンドゥ

 ネパールの首都で、大阪からロイヤルネパール航空の直通便が出ている。タメルという地域に旅行者が集まり、ここにホテルや旅行代理店、両替所が密集している。タメルにはネパール雑貨や衣料品を売る店が多々あり、チベット人も多く住んでいるという理由から、チベットのものもたくさん売られている。カトマンドゥでのショッピングは毎日しても飽きない。

 スーパーマーケットやおいしいパン屋もなぜか充実していて、過ごしやすさはこの上ない。日本食屋はどれもこれも申し分のない味で、それぞれに特徴があって毎日食べたくなる。日本食の値段はネパールの物価で考えると高いが、ここまでクオリティーが高い日本料理は旅行中なかなか食べられないので、食わなきゃ損という気持ちにもなってくる。カトマンドゥの夜はクラブやバーの活動が活発になり、お酒や音楽も楽しめて退屈しない。気候良し、物価良し、居心地良し、その他諸々良しという環境が、多くの旅人を魅了しこの街で足止めさせる理由となっている。 エベレストベースキャンプへ向かう人はカトマンドゥでトレッキングの準備をする。登山用具はここで何でも揃う。

 ダルバール広場は世界遺産に登録されており、散歩で訪れるのにちょうどいい。バスで少し走ったところにボーダナートというネパールに住むチベット人の聖地があり、たくさんのチベット人が巡礼している。この周辺にはチベット寺がいくつか建てられている。

ネパール、カトマンズ
5月3日

 朝はいつもどおりパンを食べて、そのあと洗濯を済まし、昼過ぎまでのんびりとする。ボーダナート散策をすると今日は決めていた。いきなりの雨で中止になった昨日の雪辱を果たす。昼飯は地球の歩き方にも乗っている安いダルバートを食べて、いざオールドバスパークへ。オールドバスパークは、ネパール語で行き先を表示してあるバスがひしめき合っている。なんとかボーダナート行きのバスを捕まえ、バスは1時間ほどでボーダナートへ到着した。ボーダナートのストゥーパは圧巻。チベタンに混ざって数回コルラをし、ストゥーパの上へ登ってしばらく座っていた。帰りも同じバスに乗るが、バスの番号を間違えたらしく、途中でバスを乗り換えてタメルへ帰った。
 晩飯は「おふくろの味」の天ぷら定食。おいしい日本食も今日で最後と思うと少し寂しい。

カトマンドゥ出発前日。

ポカラ

 宿の屋上からアンナプルナを眺められる素晴らしい街。ここからアンナプルナのトレッキングへ出かける人が多い。旅行者が集まる場所は、レイクサイドとダムサイドの2つに分かれていてそれぞれ少し雰囲気が違うが、レイクサイドとダムサイドは歩いて行き来できるほどの距離なので、街を探索しながら自分に合った場所を探せばいいと思う。レイクサイドとダムサイドの交通量は少なく、のんびりとゆっくりした時間を味わうことができる。

 アンナプルナ・ベースキャンプを訪れたり、アンナプルナを一周ぐるっとトレッキングすれば素晴らしいアンナプルナの眺望を目にすることができるらしいが、3泊4日のショートトレッキングコースでもアンナプルナを近くで見ることができる。せっかくネパールに来たからにはトレッキングに出てヒマラヤ山脈を眺めたいところ。

朝早起きしてサランコットという小高い山にバイクで登って、アンナプルナを見に行くこともできる。カトマンドゥに比べてポカラには刺激的なものが少ないが、自然を味わえる湖畔ののんびりとした雰囲気が、またまた旅人の足をとどめさせる。

ネパール、ポカラからアンナプルナへ
4月23日

 夜明け前、ゴレパニの村からさらに1時間ほどのプーンヒルというアンナプルナがよく見える場所に登った。思ったよりもきつい坂道でかなり疲れた。アンナプルナに昇る朝日、プーンヒル頂上の景色は言葉で表しようのないくらい美しい。もう、最高としか言いようがない。たぶんこの景色は一生忘れない。何時間もそこにいたかったが、出発の時間があるためゴレパニの宿に戻った。アンナプルナを眺めながら朝食を食べる。満足感いっぱいのまま、ゴレパニからタトパニへ向かう。ずっと続くダウンヒルでこれもまたきつい。6時間くらい歩き、タトパニに到着。すぐに温泉へ直行した。ヘトヘトだったが、少しだけ話をしてから眠った。

アンナプルナトレッキング。

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