Piece of World　＜ピースオブワールド＞

メコン川に沈む夕日

　ラオスはタイの隣に面しているため、人々の見た目はタイ人によく似ている。近代化しておらず素朴さを楽しめる国である。賑やかな街が好きな旅行者にとっては、少々物足りないと感じるかもしれない。

　旅行者がこぞって口にするのはビール(Beer Lao)がうまいということと、フランス植民地時代からラオスで食べられているフランスパンのクオリティーが高く、フランスパンに野菜や卵をはさんだバケットサンドイッチがおいしいということ。バケットサンドイッチなどを食べて、ビールを飲んで、毎日のんびりと過ごすのがラオスの楽しさだと言える。

ラオスには少数民族がたくさん住んでいる。、少数民族に興味を持っている人には、山岳部をおすすめしたい。また、メコン川に沈む夕日を川沿いのほとんどの街から見ることができ、その美しさは目に焼き付いて忘れられないほど。

　ラオスを旅行して特に印象に残るのは、人々の優しさだと思う。外国人に対してもほとんどの人が優しく接してくれて、安心して旅行をすることができる。ラオスを出国するときには、「ラオス人のみんなありがとう」と心から言えて、忘れていた何かをラオス人から学んだ気分にもなる。